キャンプでも自宅でも使いたい!ククサの魅力

出典 : 北欧雑貨
「ククサ」は独特の木の風合いとぽってりとしたフォルムが魅力のマグカップ。独特の雰囲気は自然にもよくマッチし、多くのキャンパーに愛されています。今回はこのククサの魅力について迫ってみたいと思います。
やっぱりククサはアウトドアがよく似合います
ククサの木目の風合いと素朴な雰囲気は、やっぱりアウトドアがよく似合うんです。自宅使いもいいけれど、キャンプやピクニックなどククサと一緒にアウトドアへ出かけてみましょう。こちらではインスタグラムで見つけたククサとアウトドアの風景を紹介します。
薪の上に無造作に置かれたククサ。朝、焚き火しながらのコーヒータイムにもぴったり
素敵なサイト作りにも一役買ってくれるククサ。目立ちすぎず、溶け込みすぎない、いいアクセントです
落ち葉の上に置いてもいい雰囲気。ククサは地面に直置きも絵になります
合わせるものが違うとカッコいい表情も見せてくれます。この雰囲気、たまりません
吊るした姿も絵になるのがククサの魅力。サイト収納の参考にしたいですね
ククサの魅力① まるでオーロラのような美しい光沢

出典 : Puuhari

出典 : たびんちゅや
白樺のコブから手作りされる本物のククサは、ひとつひとつ木目の風合いが異なっているのが特徴。その木目はオーロラと呼ばれる光沢を持ち、神秘的な美しさを放っています。そんな光沢を愛でるのも楽しみの一つです。
ククサの魅力② 使い込むほどに味が出ます!

出典 : じょーじのブログ

出典 : じょーじのブログ
木製のククサは使用するうちに経年変化して、味のある表情に変化していきます。また簡単な手入れが必要で、手入れを行うことで長持ちにつながり、さらに風合いが増していきます。
手入れと言っても普段は洗剤を使わず水ですすぐだけでOK。表面の油分が落ちてきたら、蜜ロウやグレープシードオイルなどの天然オイルを少量、布に沁み込ませて刷り込みます。使い込んで、お手入れをして、自分のククサを大切に育てていきたいですね。
ククサの魅力③ ククサを贈られた人は幸せになれる?
出典 :

ククサはフィンランドのラップランドで昔から作られているマグカップです。白樺のコブを削り出し、ひとつひとつ職人の手によって、使う人の幸せを願いながら作り上げられています。そんな背景もあり、贈られた人は幸せになるとの言い伝えも。大切なあの人へプレゼントしたいですね。
北欧のククサメーカー
本場北欧の地にあるククサ工房。代表的なメーカーとそのククサの特徴を紹介します。プーハリ社

出典 : Puuhari
フィンランド中部にある小さな工房で、ククサ作りにおいて高い評価を得ているメーカーです。が、白樺のコブが急騰、そして入手困難な状態が続き、工場を閉鎖して生産を終了。入手はなかなか難しい状態になっています。
出典 :

プーハリ社のククサの特徴は、丸みを持たせたフォルムのものが多く、蜜ロウで艶やかに仕上げられています。カップの裏側には同社A級品の証であるクマの刻印が入り、ハンドル部はフィンランドに生息する黒ライチョウの尾をモチーフにしています。

出典 : tabinchuya
またトナカイの革に結ばれたトナカイの角がお守りとして付いています。以前は白樺のコブではなく、白樺材を使ったククサも作られていました。
コイヴマー社

出典 : 北欧の匠
フィンランドの北極圏に近い小さな街の工房で作られているのがコイヴマー社のククサ。こちらも伝統的な手法で数人の職人たちの手によって丁寧に作られています。同社のククサはコーヒーに浸すことで色合い美しく仕上げられているのが特徴です。
シグネル社

出典 : tabinchuya
フィンランド西部の都市・ヴァーサのまだ若いククサ工房です。こちらのククサは強度を増すため、仕上げにコーヒーに浸す作業を行っているのが特徴。強度や品質の維持に気を使っているメーカーです。
スカンジナビアン ヘムスロイド社

白樺のコブではなく、ハンノキを使ってククサを作っています。白樺のコブよりも手ごろな価格で購入できるのも魅力。スウェーデンに住む木工職人たちによって手作りされています。
自分で作れるククサのDIYキットもあります!

出典 : ホロホロ Yahoo!店

出典 : Kyo-Kuksa(自分で作る木のマグ)
一つひとつ手作りのため、ほかに同じ製品がないククサですが、さらにオリジナル性を高めるなら自分で手作りするのはいかがでしょう?
奥京都のガレージブランド「SomAbito(ソマビト)」ではヒノキ材のククサ製作キットを販売。成型済でサンドペーパーを掛けるだけの初級者キットや、ナイフで削って作る中級・上級者キットが用意されています。名入れサービスもありますよ。
出典 :

SomAbitoのククサ製作キットの詳細はこちら
自分だけのククサを手に入れて、育てよう

出典 : 北欧雑貨KUKSA
キャンプでも自宅でも雰囲気よく使えるククサ。買ってもよし、作ってもよし、自分だけのククサを手に入れて、味わい深い一品に育ててみるのも楽しいですよ。
Kuksa And To Field!
ククサと一緒にフィールドへ!