
ヤッホーブルーイングの「超宴」

よなよなエールでおなじみの「超宴」を主宰するヤッホーブルーイング。消費者を楽しませるネーミングと同じくその遊び心で、ファン向けに数々のコンテンツイベントを発信しています。
中でも「超宴」は年に一度のファンイベント。今年のテーマは「ひらけ!よなよなエール」ということで、筆者も自然豊かなキャンプ場に心が開き、新たなキャンプテクニックが未来を拓き、仲間とのビール談義に花開く、素敵なイベントとなりました!
あなたならどれをチョイスする?

今年の「超宴」に用意されたのはヤッホーブルーイングが誇る全13種類のクラフトビールたち。
実は、時間帯によってはココでしか飲めない限定ビールも振る舞われていたり・・・せっかくなので各クラフトビールを飲みくらべた印象を、筆者の独断と偏見でさらっと紹介しちゃいます。
①よなよなエール
香りが勝負!の琥珀色が印象的なアメリカンペールエール。口に近づけると柑橘系の香りが鼻孔をくすぐります。
②インドの青鬼
その名で連想できそうな?クセの強い個性派。インディアペールエールという、通常よりはるかに多くホップを使用し苦味がこれでもか、と押し寄せてくるタイプですが、いざ野外で飲むと、爽快さをまとってのどを通り過ぎる、コアなファンが多いビールです。
③僕ビール、君ビール。よりみち
アメリカンウィートエールというタイプで、小麦(=ウィート)ビールと表現するとわかりやすいかもしれません。飲み口の柔らかさとは対照的に、小麦ビールにしては柑橘系の香りが強く余韻を残します。
続いて、大人気だったSnow Peakによるワークショップをご紹介!目からウロコのキャンプテクが満載です。
実録!「超宴」豪華ワークショップ「Snow Peak料理塾」に参戦!

もちろんヤッホーブルーイング主催の「超宴」では、上で紹介したビールを愉しむのが本来の目的ですが、ビールの引力は、絶好のロケーションと舌を唸らせる料理によってより引き立つもの。そういう意味では、筆者が一番愉しみにしていたのは、このSnow Peak料理塾かもしれません。
今回は「ビール×野遊び」をテーマに、「コンパクトスモーカー」と「和鉄ダッチオーブン26」の2ギアをメインに使用し3メニューを紹介します。
1)熱燻!チーズ&ナッツ w/コンパクトスモーカー

まず体験したのが、キャンプでお馴染みのスモーク。筆者もキャンプ場に赴くときは、車にスモーカーと食材、スモークチップを投げ込んで、テント設営もそこそこにまずスモークから始めるという経験も少なくありません。
セッティングは必要ですが、放置しても旨みが凝縮したビールにピッタリの肴がその日の乾杯に間に合うというのはうれしいですよね。
今回のワークショップでは、食材にチーズとナッツを用意。ガスバーナー一口に収まるサイズ感のSnow Peak製コンパクトスモーカーにアルミホイルを敷き、チップを投入していきます(今回はさくらを選択)。

小ざるに載せた一口チーズとナッツ類をセットし、強火で一気に燻しきることわずか3~5分。大量の燻煙が押し出るようにフタの隙間から立ち上ります。
スタッフの合図で開蓋すると、そこには褐色にコーティングされた食材たち。コンパクトスモーカーを使うことで筆者がいつも実践するスモークより出来上がりが数倍早い、これなら事前にセッティングする必要もなさそうですね。

コンパクトなため燻煙が充満しやすく色・香りがしっかり移っていて、Snow Peakの品質へのこだわりとシンプルさが光る逸品。このために事前に準備していた「インドの青鬼」の苦味と絶妙にマッチするメニューでした。

2)煮込み時間はなんと、、豚バラ肉のよなよなビール煮込み w/和鉄ダッチオーブン26


スタッフにお聞きしたところ、なんと準備段階の朝10時よりグツグツと煮込み続けていたよう。そのメニュー名の通り、煮汁は100%ビールで、「東京ブラック」:「水曜日のネコ」を2:1でミックスしているとか。この比率がコク・旨味とほのかな香りを両立させるポイントなんですね。
3)意外ながらキャンプに最適なメニュー、串揚げ! w/和鉄ダッチオーブン26

串揚げをキャンプで!?と思うかもしれませんが、食材を一口サイズに調えて串に刺し、衣を用意するだけ。下ごしらえが簡単・短時間で済むのは、キャンプやBBQでは好ましい要素です。
しかしダッチオーブン串揚げの醍醐味は、揚げたての食感にありました。あつあつを頬張ってビックリ。ダッチオーブンならではの火の通りと蓄熱性から、数分のフライで意外なほどサックリとした仕上がり筆者の仲間も含め一同驚愕でした。

そして忘れるなかれ、おともに選んだ「僕ビール、君ビール。」は、フレッシュでほのかな香りに飲み口は爽やかなのに、含むとしっかりとした香りを感じます。ダッチオーブン串揚げの軽さと相まってガツガツと飲み食いしていたような気がします。
「超宴」が誇る魅力は他にも・・・

総勢1,000名の「カンパイ!」の合図で開宴した「超宴」、スタートからこんな盛り上がりを見せました。直前にはこんな風景を目撃し、参加者の多さを再認識。

北軽井沢スウィートグラス主催のグラスホルダーづくりは、広い会場内をグラス片手に歩き回るにはもってこいのアイテム。

子どもたちと一緒に、ヤッホーブルーイングが手掛けるプラ板アクセサリーづくりを満喫して、童心に返ったような気持ちです。(このプラ版は、グラスアクセになりました)

よなよなの里オフィシャルショップでは、ファンにはたまらないグッズばかり、筆者も買っちゃいました、よなよなTシャツ。

日が暮れる頃を狙って、広場の中心にうず高く積みあがった丸太に火が灯されました。キャンプファイヤーという夕宴の始まりです。ビールに浮かれた同志たちが枯れるくらい声を挙げて笑い合うその様は「一体感」そのもので、マイムマイムを踊る一つの輪に縁の広がりを感じる夕暮れでしたね。

ビールが姿を消した2日目の朝には、会場の一角に各ロースタリーこだわりのコーヒー豆を仕入れ振る舞うコーヒーセレクトショップを発見。

ここでは、コーヒーの味わいを昨晩飲み慣れたよなよなクラフトビールシリーズに例えた、なんともユニークなディスプレイで昨日ビールを飲み尽くした参加者たちの目を引き付けていました。筆者はよなよなエールをイメージするペルーをチョイス。

川べりのゆったりとしたハンモックスペースで過ごすチルアウトタイムも貴重で、ビールと離れたらまた新たな出会いがある、これも「超宴」の魅力ですね。
今年惜しくも「超宴」へ参加できなかったあなたへ!

開会式にて、スタッフが尋ねた「去年も参加した人?」という質問には約7割の参加者が挙手したシーン、このリピート率が超宴の魅力をそのまま表現してますよね。最後に参加者・スタッフ全員で記念撮影し、バルーンを飛ばして閉宴。最後まで笑顔の絶えない会場でした。

この宴の続きは、東京に数店舗展開するヤッホーブルーイングのクラフトビールを楽しめる「YONAYONA BEER WORKS」にて定期的に開催される「宴」で堪能できます!オリジナルフードとともに各ビール飲み放題で実施。「宴」に参加し、「超宴」の空気を味わうのも素敵ですよね。「宴」詳細はこちらをチェック!